【初心者向け】ヘリウムガスで風船を浮かせる方法|値段や購入方法、使い方などをご紹介!
・ヘリウムガスってどこで買ったらいいの?
・そもそもヘリウムガスじゃないと風船って浮かないの?
ふわふわと宙に漂う丸い風船。
その可愛くて不思議な姿は、見ているだけで人をワクワクさせます。
風船を浮かせるためにはヘリウムガスが必要です。
しかしヘリウムガスは普段あまり触れることがないため、
初心者が扱うには少しハードルが高く、挫折して諦めてしまう人がほとんどです。
そこで今回は、初めてヘリウムガスを使う人に役立つ基礎知識をイチからご紹介いたします!
実際の膨らまし方を動画で知りたい方は、こちらの記事がオススメです!
なんでヘリウムガスで風船は浮くの?
ヘリウムガスとは
ヘリウムガスは、空気より軽い気体です。
人が吸っても害はなく、吸入すると声が変わる気体としても有名です。
(※風船用のヘリウムガスは酸素が混ざっていないため、吸入すると大変危険です)
変声用に売られているヘリウムガスと、風船用のものとでは成分が異なっているため、
風船を浮かせるには風船専用のヘリウムガスを購入する必要があります。
ユープラス ヘリウムガス ボンベ ヘリウム缶 補充用 400L
ヘリウムガス以外で風船を浮かせる方法はないの?
1.ヘリウムガス以外の気体
残念ながら、風船を宙に浮かせるためには、ヘリウムガスを用意するしか方法がありません。
原理的には空気より軽い気体を入れれば風船は浮きますが、
現在私たちが簡単に手に入れることができる安全な気体はヘリウムガスのみです。
2.風船を透明な糸で天井から吊るす
どうしてもヘリウムガスを用意することができない場合、
浮いているように「見せかける」ことは可能です。
テグスなどの透明な糸を風船に結びつけて天井から吊るすと、
浮いているように見せることができます。
しかし、やはり浮いているというより吊られている感じが出てしまい、
ふわふわと浮遊している可愛さは半減してしまいます。
ヘリウムガスを入手する3つの方法
ここからは、実際に私達がヘリウムガスで風船を浮かせるための現実的な方法を3つご紹介いたします!
1.バルーンショップで入れてもらう
バルーン専門ショップでバルーンを購入すると、
その場でヘリウムガスを入れてもらうことができます。
例えば風船2,3個程度の個数なら、バルーンショップでヘリウムガスを入れてもらうのが、
自分でヘリウムガスボンベを購入するよりも安く済むでしょう。
また、そのバルーンショップで風船本体を購入していなくても、
自分で持ち込んだバルーンに有料でヘリウムガスを入れてもらえることがあります。
すでに膨らましたいバルーンが手元にある場合、
ヘリウムガスを入れてもらうことだけが可能かどうか、
一度お近くのバルーンショップに確認してみてください!
2.東急ハンズ、ダイソー、トイザらスで入れてもらう
東急ハンズ、ダイソー、トイザらスには、その場で購入したバルーンにヘリウムガスを入れてもらえるサービスがあります。
(訂正: トイザらスではもともとヘリウムが入ったバルーンを購入することはできますが、基本的に購入したバルーンにヘリウムガスを入れてもらうサービスはないとご指摘を受けました。お詫び申し上げます。)
最も安くヘリウムガス入りバルーンを手に入れることができる方法です!
例えばダイソーの場合、100円のバルーンを購入するとプラス100円でヘリウムガスを入れてもらうことができます。
つまり、合計200円で浮いているバルーンを入手することが可能です。
しかし、こちらのサービスは限られた店舗でしか実施されていないため、
一度お近くの店舗に問い合わせて確認した方が良いでしょう!
3.自分でヘリウムガスボンベを購入する
最後に紹介するのは、自分自身でヘリウムガスボンベを購入する方法です。
実はヘリウムガスボンベは、通販で家庭用の小さなものを簡単に手に入れることができます。
10個や20個といった大量のバルーンを膨らます場合、自分自身でヘリウムガスボンベを購入するのがおすすめです。
ヘリウムガスボンベを扱うには少しコツが必要ですが、
お近くにバルーンショップがない方や、自分でイチから装飾したい方には、こちらの方法が良いでしょう。
次にヘリウムガスボンベを購入する具体的な方法についてご紹介いたします!
自分でヘリウムを購入する方法
ヘリウムガスで浮く風船、浮かない風船
そもそも風船には、ヘリウムガスを入れて浮くものと浮かないものがあります。
サイズの小さい風船はヘリウムガスを入れても浮力が足りず浮きません。
具体的には、直径20cmぐらいまでの大きさの風船はヘリウムガスを入れても浮遊せず、
それ以上の風船は浮くものが多いです。
ただ、浮くかどうかは風船の大きさだけでなく、素材や環境にも大きく左右されるので、
バルーンを購入する前にヘリウムガスを入れて浮くものかどうか、表記がある場合は必ず確認しましょう。
どれぐらいの容量が必要なのか
一般的によく見かける直径25cmほどの丸いゴムバルーンだと、風船一つで10リットルほど、
少し大きめの直径30cmほどの風船で15リットルぐらいです。
風船を購入する際に袋に書いてあることもあるので、容量は必ず確認するようにしましょう。
ヘリウムガスの購入場所・値段
ヘリウムガスを購入する場合、「Fun Time」という使い捨てヘリウムガスボンベを通販で購入するのがオススメです。
アマゾンや楽天などで簡単に購入することができます。
大小2種類のヘリウムガスボンベが販売されており、容量は200リットルと400リットルです。
ユープラス ヘリウムガス ボンベ ヘリウム缶 補充用 400L
例えば直径30cmほど(容量15リットル)のゴムバルーンだと、
小さいボンベで13個ほど、大きいボンベで26個ほど風船を膨らませることが可能です。
値段は200Lで約5500円、400Lで約6500円です。
(amazon2019年11月現在)
よく缶タイプの小さなヘリウムガスを売っているのを見かけますが、
こちらは風船の素材がゴムだと風船を膨らませる圧力が足りずに、使用できません。
また、缶1本の容量が11リットルと非常に少ないので、1本では風船1個すら膨らませることができません。
間違えてこちらのタイプのヘリウムガスを購入してしまい、風船を浮かせることができなかった、、、
というのが、最もよくある失敗ですので、気をつけてください!
缶タイプのヘリウムガスは、アルミ風船の補充用としてのみ使用するのが現実的でしょう。
どれぐらい日持ちするのか
ヘリウムガスを入れた風船は、日に日に小さくしぼんでいき、最後には浮力を失って落ちてきてしまいます。
どれくらいの期間浮遊しているかは、ゴムバルーンとアルミバルーンで大きく変わってきます。
ゴムバルーンの場合
ゴムバルーンの浮遊寿命は25cmのもので約12時間、30cmの大きさで約20時間です。
ゴムバルーンはゴムの表面からヘリウムガスの粒子が抜けていくため、比較的すぐに浮力を失ってしまいます。
2日間持たないので、イベントでは前日ではなくて必ず当日に膨らませるようにしましょう。
アルミバルーンの場合
アルミバルーンはゴムバルーンより寿命が長く、直径30cmぐらいのもので約5日ほど、
もっと大きいバルーンだと、1週間から2週間ほど浮遊しています。
上記の浮遊時間はあくまで目安で、バルーンの大きさや材質によって大きく変化します。
自分自身で膨らませる場合は、一度実験してみるのがオススメです!
成功させるためのコツ
よくある失敗
イベント前日に膨らまして本番で落ちてくる
風船の浮遊時間を考えずに膨らまし、イベント本番には浮力を失ってしまっているという失敗です。
例えば30cmゴム風船の場合、20時間ほどしか浮力が持ちません。
結婚式の装飾などでイベント当日に時間がない場合、前日に膨らましたくなりますが、
ゴム風船だと当日には落ちてきてしまいますので、気をつけましょう。
ヘリウムガスの容量が足りない
ヘリウムガスの容量が足りず、用意した風船を全て膨らますことができないという失敗です。
ヘリウムガスの購入前に、必ずバルーンの容量を確認して計算する必要があります。
また、初めてヘリウムガスボンベを扱う場合、ヘリウムガスを隙間から漏らしてしまったり、
一つの風船に多めにヘリウムガスを注入してしまったりするので、
ヘリウムガスは少し多めに計算して用意しておく方が安心でしょう。
重り・紐の用意を忘れる
風船を装飾するには、風船とヘリウムガス以外に、風船に結びつける紐と、
風船が飛んでいかないために紐を固定する重りが必要です。
以下にオススメの紐と重りのリンクも貼っておきますので、まだお持ちでない方はチェックしてみてください。
これらはプロのバルーンアーティストも使用するものですが、
紐と重りは上記以外のものでも、何でも大丈夫です。
実験する
バルーン装飾が初めての場合、本番当日の前に一度試しで膨らませてることをお勧めします。
少しヘリウムガスがもったいなく感じるかもしれませんが、
当日予想以上に時間がかかったり、ボンベの扱い方が分からずに失敗してしまうかもしれません。
そのため、必ず1度は事前に練習した方が良いでしょう。
おわりに
ヘリウムガスで風船を浮かせる方法をご紹介いたしました!
必要な風船が少量なら、、バルーンショップなどでヘリウムガスを入れてもらい、
たくさんの風船が必要なら、自分でヘリウムガスボンベを購入するのがオススメです!
プカプカと浮かんだ風船を使って、いつもとは違う空間を演出してみてはいかがでしょうか。
ヘリウムガスの使い方を動画で紹介!
実際のヘリウムガスの使い方は、こちらの記事を参考にしてみてください!
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